Toon Boom Japan が 2023 ACTFに参加

ブログ 〜によって RealCRO
2023年06月14日

Toon Boom Japan が 2023 ACTFに参加

〜 Storyboard Pro を活用した『おばけずかん!』コンテ制作 〜

3月12日に行われた2023年アニメーション・クリエイティブ・テクノロジー・フォーラム、ACTFにToon Boomが参加させて頂きました。JAnicAWACOMと共に協力して開催されたこのフォーラムでは、日本のアニメーションにおけるデジタルトランスフォーメーションの可能性と必要性に焦点を当て、Toon Boomはソフトウエア体験展示とセミナーを実施いたしました。

展示では、訪れたアニメーターたちが最新バージョンのStoryboardHarmonyソフトウェアを体験できる展示を行いました。また、弊社のソフトウェアの専門家、Hiroshiも参加し、クリエイターたちが当社のソフトウェアに関する質問にお答えしました。

Narisumushi Harmonyソフトを使用したLogos アニメ『Narisumushi』

アニメーションのデジタル化をテーマに、最新のプロジェクトと共にHarmonyソフトの活用事例を、日本アニメーションで働く中島友梨さんにセミナーで説明して頂きました。Harmonyソフトを使用したLogosのアニメーション『Narisumushi』の制作に当たってリギングから背景の動きまで、Harmony特定の機能について語って頂きました。

Narisumushi 『Narisumushi』のキャラクターデザイン

「キャラクターデザインでの工程では、既存のキャラクターが正面のみ作られていたため、Harmonyソフトに取り入れるため半回転したキャラクターデザインをしました。リギングのプロセスでは、キャラクターを各部位ごとバラバラに作成することで、選択した部位を容易に動かすことができます。」

Narisumushi Harmonyソフトのデフォーマー機能を使用してキャラクターを変形できる

「Harmonyの便利な機能の一つであるデフォーマーを使用することで、身体部位を変形させてさらなる動きやアニメーションを実現できます。また、ソフトウェア内の中割り機能により、アニメーションプロセスが簡単かつ効率的になります。背景は10段ほどの層をもって作成され、シームレスな動きが可能となっています。」

Narisumushi HarmonyとStoryboard Pro ソフトを取り入れたワークフロー

絵コンテの作成にはStoryboard Proを使用し、キャラクターデザイン、リギング、カットアウトモーションの工程ではHarmonyソフトを使用しています。Harmonyは完全にデジタルなソフトウェアであり、コロナの厳しい状況下でも柔軟な勤務時間と環境を実現することができました。」

動画配信サービスが普通化された時代において、アニメーションは、これまで以上に速く制作されることが期待されています。アニメーションをデジタル化し、ワークフローを簡素化するToon Boomソフトをアニメーターの皆様も是非体験してみてください!Toon Boomソフトの詳しい情報はこちらでご覧頂けます。
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日本アニメーション制作『なるすむし』のアニメーション動画はこちらのリンクでご覧ください。
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