Harmony 24 • アニメーションの世界を創造する

プレスリリース Text_Toon Boom
2024年06月11日

世界中のアニメーションおよびゲームスタジオは、最高品質のアニメーションを制作するためにHarmonyを選び、創造的なストーリーテリングの基準を確立しています。当社のオールインワン2Dアニメーションソフトウェアは、ペーパーレスやカットアウトアニメーションをあらゆるスタイルで作成できます。

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メリット

描画から最終レンダリングまでを一貫して行えるオールインワンの2D制作アニメーションソフトウェア。
柔軟性、機能性、感度の高いツールにより、最高品質の創作が可能。
費用と時間の削減。
常時対応可能な信頼性の高いサポートチーム（ライブでのサポート対応）。
芸術的表現の完全性を維持する最高品質のソフトウェアを提供。
世界中の主要エンターテインメントスタジオに選ばれ、業界標準を確立。
エミー賞を受賞した高品質のソフトウェア。
Toon Boom コミュニティとネットワーク：創造性に焦点を当て、製品、コツや注意点、取材動画、製品の新機能などを共有し、トレーニングを提供。

スタンダード機能

描画エンジンとツール。
カラーマネジメント。
ペーパーレス＆カットアウトアニメーション。
3D統合。
合成＆特殊効果。
サウンド編集。

*パイプライン管理を改善するためにHarmonyデータベースバージョンで利用可能です。弊社の営業担当者にご相談ください。
Harmonyは、異なるタイプのクライアントのニーズに応えるために設計された3つのバージョンがあります。

Harmony Essentials

アニメーション愛好者に最適で、優れたアニメーションを作成するために必要な基本的な描画、ペイント、およびアニメーションツールを提供します。

Harmony Advanced

学生やプロのアニメーターおよびスタジオ向けに設計されており、伝統的なペーパーレススタイルのアニメーションをサポートします。また、シンプルなカットアウトスタイルのアニメーション機能も含まれています。

Harmony Premium

プロのスタジオやフリーランサー、教育機関向けに作られており、高度なカットアウトリグの作成、とても自然でリアルなキャラクターの動き、あらゆるスタイルのアニメーションのための無制限の特殊効果を可能にします。Harmony Premiumは、描画、アニメーション、リギング、コンポジット、サウンド編集機能など、エンドツーエンドの最も広範な機能を提供します。

新機能

開発チームは顧客からの要望に応えるべく尽力してきました。今回のバージョンでは、アーティスト、アニメーター、クリエイター向けに、ストーリーを表現するための新機能が多数搭載されています。これまで以上に充実した2D/3D統合機能が搭載されている他、新しいクリエイティブツールやオーディオ編集機能なども追加されました。

左右対称描画ガイド

垂直対称、水平対称、二軸対称の3つの対称描画ガイドがHarmony 24 に追加されました。アクティブな場合、アーティストが描いたストロークをガイドの反対側に複製してミラーリングします。例えば、垂垂直対称ガイドを使用すると、アーティストは両側を描かなくてもキャラクターを素早く描くことができます。

不透明度のある鉛筆線

鉛筆ツールが改善され、描画中の線の不透明度の変化をサポートするようになりました。アーティストはスタイラスにかける圧力を調整することで、線の透明度を制御し、描画の見た目をより細かくコントロールできます。結果として、鉛筆線はより自然な外観を持ちながらも、輪郭編集を使用して簡単に形を変えることができます。

より自然な見た目を実現する新しいブラシ

ブラシツールに新しい特性が追加され、テクスチャストロークを生成する際にブラシチップの位置をランダム化します。これらの特性は、テクスチャブラシの自然な見た目を向上させ、新しい芸術的な可能性を開きます。柔らかいブラシ、スポンジ、エアブラシを模倣するブラシを作成することが容易になり、他の描画ソフトウェアのブラシを再現することも可能です。

新しい変形エンジン

新しいタイプの変形機能が追加され、より高品質で予測可能な変形が可能になりました。3種類のマニピュレーター（ポイント、ボーン、ケージ）を使用して描画を変形させることができます。

ノードビューポートフィルタリング

エフェクトを適用する際にノードグラフを簡素化するために、ポート名とフィルタがノードビューで使用できるようになりました。この機能を使用すると、ユーザーはノードグラフ内のポートに名前を付け、ケーブルを引く代わりに、ダウンストリームのフィルターを使用して、そのポートから来るイメージを要求することができます。

クリプトマット

クリプトマットは、レンダリングされた画像を他のソフトウェア間で転送する際に情報を保持するための重要な部分です。レンダリングされたシーン内のオブジェクトに関する情報を保持することで、合成作業を容易にします。Harmonyは現在、 Maya、Blender、その他の DCC ソフトウェアでレンダリングされた埋め込みクリプトマットを持つ EXR ファイルの読み込みと、制作パイプラインの次の段階で使用するために埋め込みクリプトマットを持つ EXR ファイルの書き出しをサポートします。

3Dモデルの高速読み込み、表示、操作

3Dモデルの読み込み、表示、操作の速度が向上しました。以前は動作が遅延してしまうほどだった大きなモデルでも、パフォーマンスの問題なく可視化や操作が行えるようになりました。

変形リグで構築されたキャラクターのポーズ

骨の骨格で構築されたキャラクターは、Storyboard Pro内で骨を操作してポーズを取らせることができます。ポーズを取ったキャラクターは、そのまま最終レンダーに使用することも、より表現力豊かなポーズを描くための参考として使用することもできます。3D参照を上に描くことは一般的な技術であり、アーティストの自由度を高めながら、モデルの適切なプロポーションを保つことができます。

トゥーンシェーダー

トゥーンシェーダー効果が追加され、ストーリーボードの一般的なスタイルに合ったカートゥーン風のレンダーを生成できます。アーティストはラインの幅やレンダーで使用される色のレベルを制御できます。

回転レイヤー上での描画

描画ツールが刷新され、任意の向きの描画レイヤーで描画および修正ができるようになりました。この変更以前は、視野角が5°を超えると描画ツールが機能しませんでした。今後は、視野角に関係なく描画レイヤーで描画ツールを使用できるようになり、場面に応じて迅速にスケッチや詳細を追加できます。

外部アプリケーションを使用した3Dレンダリングの改善と高速化

Harmonyでの外部アプリケーションを使用した 3D モデルのレンダリングが高速化・効率化されました。これは、Harmonyと外部アプリケーション間の通信を改善することで実現しました。また、外部アプリケーションでレンダリングされたフレームを Harmony シーン内にキャッシュして保持することができるようになったため、一度レンダリングしたフレームを再度レンダリングする必要がなくなりました。

Blenderを通じた3Dモデルのレンダリング

Blenderを通じた3Dモデルのレンダリングがサポートされ、Mayaの代替として利用可能になりました。

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詳しくはこちら

Toon Boom Harmonyの詳細については、docs.toonboom.com/jaをご覧ください。

弊社の全ソフトウェアのビデオコンテンツをご覧いただけます。
https://www.youtube.com/@toonboomjapan5933

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Toon Boom Japanは、日本のアニメ業界の未来を担う人材育成に貢献するため、アニメ制作会社や教育機関と連携して様々なサポートサービスを提供しています。その一環として、毎月2回、Storyboard ProとHarmonyの無料ワークショップを開催していますので、ご興味のある方は是非ご参加ください。

また、Toon Boonではアニメーションのスキルを上達したいという方の為に様々なレベルのトレーニングコースを提供しています。自分のペースでトレーニングを進めていただき、コース完了後には認定バッジを取得することができます。詳しい情報は、公式ウェブサイトでご確認ください。