デジタル変革を推進:最先端テクノロジーでクリエーターを支援するToon Boom Animation
プレスリリース Text_豊田美紀
2024年08月01日
1994年の創業以来、最先端のツールと包括的なサポートの提供により、世界140カ国で2Dアニメの発展を支えてきたToon Boom Animation。当社は、2024年6月にフランスのアヌシーで開催された「アヌシー国際アニメーション映画祭2024」および「国際アニメーション映画マーケット(MIFA)2024」において、カナダのアニメスタジオAtomic Cartoonsの監督であるジャスティン・ラヴェル氏とのコラボレーションにより、Harmony 24、Storyboard Pro 24、Harmony Gamingの発売を発表した。
世界4大アニメーション映画祭の1つとして知られる同映画祭への出展は、Toon Boomの世界的な認知度を高めると同時に、アニメーターやゲームクリエーターなどデジタル制作に携わる幅広い関係者に向け、さらなる進化を遂げた新製品の魅力を伝える場となった。
インディペンデント短編映画「The Cloud Train」での導入事例
ジャスティン・ラヴェル氏とToon Boomの共同作品であるインディペンデント短編映画「The Cloud Train」の制作では、Storyboard Pro 24とHarmony 24が使用され、同作品はソフトウェアの機能性と実用性を証明する仕上がりとなっている。
アニメーターに寄り添うサポート
今回新たに発表されたHarmony 24、Storyboard Pro 24、Harmony Gamingを含むToon Boomのソフトウェアは、革新的かつ直感的な技術を搭載。広範なカスタマイズ機能と高い効率性を兼ね備えたこれらのツール提供により、アニメ制作現場の効率化を支援し、クリエーターが自身の創作活動に専念することを可能にする。従来型作業との統合もスムーズに行えるため、作業工程の大幅な変更を行うことなく新しいソフトウェアを導入することも可能。「新バージョンに関して、今回は特に3DCGに関連するアップデートが多く、新しい表現手法やワークフローの構築に期待が持てると思っています。特に、日本でも多く使用されているBlenderとの連携が可能になった点は周知していきたいと思っています」(ソフトウェア・インストラクター 溝口浩志)。
Toon Boomは、アニメスタジオやアニメーターの持続的成長に貢献するため、Toon Boom ソフトウェアを活用したアニメ制作を実践的に学べる機会を提供。主なサービスには、毎月2回の無料ワークショップ、日本語動画チュートリアル、個々のニーズに特化したトレーニングコースがあり、制作作業のデジタル化をサポートしている。 「私たちの使命は、日本のアニメスタジオのさらなる成長を支援することです。これからも、Toon Boomの2D、3D、CGを統合したソフトウェアの活用による制作工程のデジタル化と効率化を図り、戦略的なコンサルティングと個々のニーズに特化したトレーニングを提供していきます」(日本担当営業部長 菅 伸之助 シェーン)。
Toon Boomは、最先端の技術、個々のニーズに寄り添ったサービスの提供、そしてイノベーションの推進を通じて、デジタル制作に携わる人々の創作活動を支援することを目標としている。今回のジャスティン・ラヴェル氏とのコラボレーションによる「The Cloud Train」での新ソフトウェア導入は、アニメ業界のさらなる発展につながる事例となるだろう。「Toon Boomは、日本のアニメ業界が、デジタル化へのスムーズな移行により制作作業を最適化し、世界を魅了する作品を供給し続けることができるよう支援します」(日本担当マーケティングストラテジスト アドリアン・キャロン)。
Toon Boom Japanは、日本のアニメ業界の未来を担う人材育成に貢献するため、アニメ制作会社や教育機関と連携して様々なサポートサービスを提供しています。その一環として、毎月2回、Storyboard Pro 22とHarmony 22の無料ワークショップを開催していますので、ご興味のある方は是非ご参加ください。
また、Toon Boonではアニメーションのスキルを上達したいという方の為に様々なレベルのトレーニングコースを提供しています。自分のペースでトレーニングを進めていただき、コース完了後には認定バッジを取得することができます。詳しい情報は、公式ウェブサイトでご確認ください。